かなり遅めですが、8月の親子料理教室の報告です。
4年目の、「五感で楽しもう!れすとらんさいとうの夏休み親子食育料理教室」。今年から会場を、店からセンター北にある、JA横浜さんの「クッキングサロンハマッ子」に移し、規模を拡大して開催しました。認知されてきたのもあって、昨年からキャンセル待ちを頂くようになり、今年も7月上旬には満席!やはりキャンセル待ち状態で・・・今後は夏だけでなく春も検討してますのでよろしくお願いします(汗)。
また、今回はありがたいことに、神奈川新聞社さん、日本農業新聞さん、テレビ神奈川さんにも取材をして頂きました。
さて、会場は今年出来たので、とにかくキレイです。清潔感あふれる広々としたスペース、充実した設備、参加者の方々にも大変好評でした。
なかなか入れない厨房での調理体験や、子供さんとの距離が近いので、きめ細やかな指導ができる点など、店での利点を捨てなければなりませんが、できるだけ多くの方に参加してもらえますし、便利性などを考えると、今後もJAさんにお世話になろうかな、と思ってます。
いつもは2日間で終了ですが、今年は頑張りました!2日間×2、8月前半と後半に2日間ずつの計4日行いました。4年目なので、何か新しいことを取り入れたい!と思いまして・・・、そうだ!生産者の方に登場いただいて、使う食材を直接手渡してもらおう!!ということで、前半は都筑区大熊町の中山正勝さん、後半は港北区新羽町の金子清紀さんに、ご登場いただきました。本当は畑で自ら収穫したものを使いたいですね。でも、使う食材を実際に作った人の話を聞いて、その人から手渡しで食材を受け取って・・・作り手の気持ちを少しでも届けられたら、そして作り手への感謝の気持ちが芽生えたら、どんなに良いでしょう。
で、何を作ったか・・・、前半は「鶏モモ肉と夏野菜の煮込み」「トウモロコシのポタージュ」「メロンのデザート」。後半は「はまぽーくソテーのトマトクリーム煮ソース」「バターナッツカボチャのポタージュ」「浜なしと浜ブドウのデザート」。
この3つのメニューを通して、野菜の切り方や火の通し方など、調理の基本技術。自分の味覚で味を決める要素。自分の独創性を活かして盛り付ける要素。色々なことが学べます。
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その他も色々学べるんですよ!タイトルに五感と付けているのも意味があって・・・。
料理って、人間の持っている能力といういか資質をフルに使ってこそだと思うんですよね。食材を見て、触って、味わって。肉を焼く音、煮込み料理から立ち上る、食欲をそそる匂い。そしてメニューを考え、しかもどうやったら食べ手が喜ぶか工夫したり。そして、実際に料理して食べてみて、いろんなことを感じますよね。自分が苦労して作ったんだから美味しいし、みんなと食べると楽しいし、食べてくれる人が美味しい!って言ってくれると嬉しいし。美味しいと幸せだし、元気が出るし。生産者さんへの感謝の心、食べ手への思いやりの気持ち。料理を通して学ぶことってこんなにあるんです!参加者の皆さんが、何か発見してこの教室を終えてくれると嬉しいなと思って、これからも毎年頑張っていこうと思います。
最後に、参加者の受付や会場の準備でお世話になった飯島さんをはじめとするJA横浜職員の皆様、お忙しい中駆けつけてくれた農家の中山さんと金子さん、全日程手伝ってくれた野菜ソムリエの田部井さん、大倉山ミエルの越川さん、そして当日助手をしてくれたうちのスタッフ河野さん、そして小生が留守中に店の営業を頑張ってくれたスタッフに、この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました!