私はこの野菜に魂を奪われました…

「もぐもぐ、うっ!あー!はぁー!ほぉーほごー!ぺっぺっ!べぇー!あー、辛っ、ていうか痛っ!!」ちょっと下品ですみません。昨日、ある食材を口にした時の私のリアクションです。今はディナーのメニュー替え中。いつものことですが、メニューを考える時、新しく使おうとする食材は、まず生で食べてみます。この写真をご覧下さい。どうですか?キレイでしょ!
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左から順に「ハバネロ」「ランタン」「ハラペーニョ」「ロングジョーンズカイエンヌ」「カイエンヌ」「スピノサ」「ハンガリアンホットワックス」。
いつもお世話になっている三浦の「高梨農場」さんへ仕入れに行った時のこと。「いろいろ作ってみたはいいけど、店頭じゃ売れないし、料理屋さんもなかなか使ってくれないんですよねー。斉藤さーん!使いませんかー?」他の店で使わない食材を積極的に使うという私の性格を、高梨さんはよく知ってますからね(汗)。
ということで、写真のつやつやで美しい!?名前もお洒落な!?唐辛子くん達が「れすとらんさいとう」にやってきました。
最初はね、ぺティナイフで端っこだけ削って、ちょこっと食べたんですよ、全種類。「なんだ、こんなもんか!」普通辛くない方から順番に食べないと味覚が狂うでしょ。でも、こんなもんか!という誤った判断が、このあと悲劇を引き起こしました。まず、一番辛いやつに手を出してしまったんですよ。その名は「ハバネロ!!!」。
で、冒頭のリアクションにあるように(きたなくてすみません)、思わず吐き出さずにはいられませんでした。さらには吐き出す時にハバネロのエキスが唇にも触れたみたいで、舌、そして唇が・・・。これは「辛い」ではありません。「痛い」です!あぶら汗を出しながら、この痛みに耐えること30分、唇なんかは50分ぐらい引かなかったかな。痛みに耐えるって体力いるんですねぇ・・・。
この野菜は、存在が罪ですね!劇薬ですね、毒と言った方がいいかな。ドクロマーク、爆弾マークを付けないといけない!取り扱い注意のシールも必要だ!ここまでけちょんけちょんに言われた「ハバネロ」には申し訳ないが・・・。約1時間の痛みに耐えた私は、言葉少なで、まるで魂を奪われたような・・・。なんかすごく疲れました。良い子のみんなはまねしないでね!って感じですね。とにかく皆さん!気をつけましょう、ハバネロには!!
えーと、新メニューは結局どうなったかと言うと、仔羊のローストで唐辛子くんを使うことにしましたよ。安心して下さい、ハバネロは使いませんからね。万願寺唐辛子などの甘い系をメインに使って、辛い系はピクルスと味噌ペーストにしてお好みで召し上がって頂くようにしました。甘味、塩味、酸味、旨味、苦味、辛味。個人差はありますが、後ろ二つは強すぎると耐えられない人の割合が多いのではと思いますからね。お客さんが帰らない程度の使い方にしておかないと。
最近は地元の直売所でも目にすることになったハバネロ、原産地の南米の方はどうやって食べるんでしょう。やはり直接は食べないですね。その辛味を利用してオイルに浸したり、あと高梨さんが教えてくれましたが、まず真っ黒こげになるまで直火で焼くそうです。それをスープなどに入れて、ハバネロをよけながらスープを飲むそうです。
でもこの広い世の中、直接食べてる人は必ずいるはずですよ。翌日のトイレが大変そうです。ひりひりしちゃって!すみません、今回のブログは下品な感じで。

 

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